長岡・小川研究室


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目次: ごあいさつ / 研究室紹介 / メンバー / 修士論文・博士論文 / 進学案内 / アクセス

【お知らせ】
今年度の大学院入試情報(情報理工学研究科/情報・ネットワーク工学専攻)は以下の各ページをご覧下さい。

ごあいさつ

写真:研究室からの風景

研究室からの風景

長岡・小川研究室へようこそ。本研究室では情報理論を主たるバックグランドとして、量子情報、情報幾何、通信、暗号、乱数、数理物理などの諸分野への応用・拡張・深化を目指して研究を行っています。工学、数学、物理の新たな出会いを求めて重要かつオリジナリティの高い理論研究の成果を世界に向けて発信していくことと、そのプロセスを通して、さまざまな工学的問題を理論的・数理的に理解し、解決していく力を養成する教育の場を提供すること --- これら二つを両立させていくことが本研究室の使命だと考えています。

研究室紹介

本研究室の体制

平成28年4月より、本研究室の教員(長岡・小川)の所属が、それまでの 大学院情報システム学研究科/情報ネットワークシステム学専攻から 大学院情報理工学研究科 / 情報・ネットワーク工学専攻 に変わりました。 また、学部教育については 情報理工学域 / II類(融合系) の所属になります。 教員の研究は基本的にそれぞれが独立して自由に行っています(時には共同研究もします)が、研究室運営には二人が協力してあたっています。また同専攻の鈴木研究室とも協力して研究室運営を行っています。

研究内容

冒頭にも述べたように、研究室としての共通のバックグラウンドは情報理論においています。情報理論は 1948 年に天才シャノンによって創始された工学的理論ですが、その基本的考え方は数学、物理、確率論、統計学などの多方面と根底の部分で関係しています。また、その応用領域も、通信やデータ処理はもとより、暗号、探索、統計的推測などさまざまな分野に拡がっています。本研究室ではこのような情報理論の持つ深みと拡がりに注目し、特に以下のような諸テーマについて研究を行っています。詳しくは教員のページを参照してください。

メンバー

写真:コーヒー

修士論文・博士論文

本研究室への進学案内

卒研配属および修士課程への進学について

理論の分野で本当に新規性のある結果を得て論文を書くというのはそう簡単なことではありません。しかし、本研究室で卒論や修論を書こうとする多くの学生にとって、修学の目的は、そのような論文を書くことでも理論の研究者になることでもなく、理論的な手法や考え方を身につけて今後の工学者・技術者としての人生に生かしていくことだと思います。この場合、難易度という点で特に他の研究室との差はありません。また、卒論/修論に向けての研究の具体的なプロセスも、多くの場合、計算機シミュレーションや実験が主体となり、「紙と鉛筆」だけで勝負というケースはむしろ稀です。

予備知識についてはどうでしょうか。もちろん、情報理論をはじめとして教員の研究テーマに直結する分野をある程度修得済みであれば、具体的な研究テーマに早く取りかかることができ、それだけ高いレベルの研究成果を得られる可能性が高まります。しかし、たとえそのような予備知識をもっていなくても、勉学への意欲と努力さえあれば、研究室で用意するセミナーや教員による個別指導などを通して、卒論/修論を仕上げるために必要な知識を修得することは十分に可能です。 実際、本研究室にこれまで在籍した学生の出身分野は、情報系や電気電子系は言うにおよばず、機械、数学、物理、統計など多岐に渡っています。したがって「予備知識がないのでついていけないのではないか」と心配しすぎる必要はありません。 ただし、新しい知識、特に数学的な知識を学ぶにはそれなりの忍耐と努力が求められることは言うまでもありません。

それではどういう学生が本研究室に向いているのでしょうか。 一番大切なことは、数学的理論の世界が(得意不得意は別にして)「好きかどうか」ということです。数学や物理、あるいは通信でも情報処理でも計算でも回路でも統計でも制御でも、数学の力を借りてある種の問題の本質を探り、統一的な方法論を提供する理論がたくさんあります。自分が過去に学んだ(あるいは見聞きした)そのような理論を思い浮かべてみて下さい。そこには、論理性、一般性、普遍性、有用性、数学的技巧の妙技、構築美など、理論ならではのさまざまな魅力がつまっています。そういう世界が好きかどうかを本研究室に進学する際の判断基準の一つにするとよいでしょう。

「理論的思考」とは、現実のさまざまな現象・問題・技術などの背後に隠された本質的な要因を理解し、ものごとの根本にもどって新しい着想を得ることを可能にする一つの力です。この力は、ある期間(特に若いときに)一つの理論を集中的に学び、さらにはそれを何か具体的な問題と関連させて「研究」してみることによってはじめて身につけることができます。本研究室の教育上の主要な目標もそこにあります。

なお、「理論の分野で何か新しい貢献がしたい」あるいは「研究者になりたい」という明確な意思を持って本研究室への進学を希望する人ももちろん歓迎です。いや、本当はそういう人にこそ来てもらいたいのです。この場合は次の博士課程への進学についても合わせて参照して下さい。

博士課程への進学について

博士課程の場合には、在学中に何らかの理論的課題(あるいは理論に限らず本研究室で指導可能な課題)に関して新規性のある研究を行い、それを論文として発表することが求められます。これにはそれなりの努力+時間+能力が必要となりますので、誰でもどうぞと気軽に勧めるわけにはいきません。しかし、我々としては、情報理論あるいは数理工学の新しい可能性を一緒に模索してくれるような意欲的な学生にぜひ来てもらいたいと思っています。

本研究室は、量子情報理論および情報幾何学の分野では国際的に通用するレベルにあると自負しています。ユニークな理論的課題もいろいろと(秘かに)暖めています。これらは比較的新しい分野なので、修士課程まで全く勉強したことがなくても、理論家としての「力」があればそれほど問題になりません。情報理論は言うに及ばず、数学や物理、あるいは数理工学の何らかの分野において理論をある程度きちんと勉強したことがある人で、量子情報や情報幾何の分野に興味を持っている場合には、ぜひ一度相談に来て下さい。量子情報も情報幾何も間口が広いので、既存の分野のどれか一つに通じていると、それを足がかりにして新しい理論的世界に入っていける場合が往々にしてあります。なお、これらの分野以外でも指導可能な場合がありますので、関心のある方は教員に相談して下さい。

アクセス


電気通信大学 / 大学院情報理工学研究科 / 情報・ネットワーク工学専攻 / 長岡・小川研究室

Last Updated: 2017/04/19