皆さんは,量子テレポーテーション,量子暗号,量子コンピュータ,などの言葉を聞いたことがあるでしょうか? 何やらSF のような言葉に聞こえるものもありますが,これらは現在,物理学,情報科学,数学などの分野を巻き込み発展している最先端の科学分野の話題です. 「量子情報科学」と呼ばれるこの分野では,ミクロな世界の基礎物理理論である「量子力学」に基づいて構成される情報科学であり,テレポーテーションや,絶対盗聴されない暗号,また超高速コンピュータなど,夢のような技術を実現する可能性を秘めています. 残念ながら,新しい研究分野であるために,非専門家,特に大学の学部学生の目に触れる機会がほとんどないのが実情です.
「量子情報科学 春の勉強会」は,この新しい研究分野で活躍する研究者が量子情報科学の基礎から応用まで幅広く講義を行う画期的な試みです. 量子力学や量子情報理論に対する前提知識は問わないので,同分野に興味がある非専門家, 大学院生または学部学生(まだ将来の研究の方向性を決めかねている方も歓迎)を対象として,幅広く参加者を募ります.
場所: 川渡共同セミナーセンター
日程: 平成21年2月25日(水)着〜2月28日(土)または3月1日(日)発
初日(2/25)の午後に川渡温泉駅集合
アクセス: 川渡共同セミナーセンターの交通案内を参照して下さい
石坂智(NEC)
小川朋宏(電気通信大学/JST)
木村元(AIST)
林正人(東北大学)
受け付けを終了しました. 会場の都合により,今後の申し込みは受け付けられません.
平成21年1月25日(日)(ただし,主催者からの交通費の補助を希望される場合のみ締め切りを1月6日(火)とします. 会場の都合により参加できる人数に制限がありますので,定員に達し次第,申し込みを締め切ります.早い目の参加申し込みをお願いします.)
量子情報科学 勉強会 実行委員会
参加申し込み方法 (受け付けを終了しました.)